エンジンの状態を知るには、まず排気ガスの色、異音などに、気を使うことである。排気ガスの色は、最低でも10分以上エンジンを暖気したのち確認する。一番良い状態は、無色の排気ガスが出ている場合である。ただし、加速が悪い、低速回転にムラがあるなどの異常が感じられる場合は、キャブレターの調節をする必要がある。白色の排気ガスが出ている場合は、エンジンオイルが燃料とともに燃焼していることが分かる。
しかし、2サイクルの場合ピストンの摩耗が考えられる。また4サイクルの場合もバルブまわりを点検しておくとよい。黒色の濃い排気ガスの場合は、完全に燃焼していない状態である。点火プラグが汚れていないか、エアクリーナーをはずすと調子がよくなるか、などを調べて対処する。
オイルレベルの点検は、車体をまっすぐにした状態で行う。オイルレベルゲージが付属していたら、付着したオイルをふき取って使用する。もう一度オイルレベルゲージを差し込んで引き抜き、確認する。ロアレベルに近い状態であれば、アッパーレベルまでオイルを補充する。点検窓がついている場合は、窓に示されたゲージに合わせる。
ラジエーター液も、車体を垂直に立てて確認する。リザーバータンクの液面を見て、ロアレベルまで低下していたらアッパーレベルまで補充する。ラジエーター液の減少が激しい場合は、エンジンをかけて漏れがないか調べる。水温計が正確に作動しているかどうか、配線を点検しておく。